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 「プロジェクトX ふるさと再生・文化財復元への夢 全9巻セット」

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商品番号  266

プロジェクトX


ふるさと再生・文化財復元への夢 9巻セット


34,200円税込

収録タイトル一覧

えりも岬に春を呼べ〜砂漠を森に・北の家族の半世紀〜

「私らが漁師だからって、海のことだけ考えればいいということではなくて、山が荒れると海が荒れるんだということをね、四十年やって本当に頭の芯からそう思うんですよね。」飯田常雄

死んだ大地に、ゼロから木を植え、森を作る。
半世紀に渡って繰り広げられた、世界でも例のない壮大なプロジェクトがある。北海道えりも岬の200ヘクタールに及ぶ砂漠緑化プロジェクトである。それは、襟裳の人々にとって、かけがえのない故郷をよみがえらせる闘いでもあった。
昭和28年、えりも岬の人々は困窮を極めていた。町に広がる広大な砂漠の砂が海に流れ出し、生活の糧、昆布を死滅させようとしていたのである。砂漠はかつて、うっそうとした森だった。しかし開拓した人々は、暖をとるために森の木々を切り尽くした。森はあっという間に砂漠と化し、人々に襲いかかった。立ち上がったのは、若い漁師たち。砂を止めるために、砂漠を森に変える壮大な試みを始めた。
その中に、24歳の飯田常雄がいた。嫁いだばかりの妻に「必ず森を完成させる」と約束していた。気の遠くなるような、厳しい自然との闘いが続いた。
漁師たちの老齢化、若者達の反発。さまざまな困難とぶつかりながらも、漁師たちとその家族は、少しずつ少しずつ砂漠を森に変えていく。半世紀にわたる漁師家族の物語を軸に、壮大な自然の再生のドラマを描く。

出演:飯田常雄/飯田雅子/東三郎(元北海道大学教授)

アンコールワットに誓う師弟の絆

「仕事はよくできて当たり前、失敗したら命取り、そういうふうに自分で自分に言い聞かせるような男にならなけりゃだめなんですよ。」小杉孝行
10年にもおよぶ内戦で無惨に破壊された世界遺産・アンコールワット。生き残った遺跡保存官から修復を依頼された大学教授と石職人はカンボジアへ渡り、現地の若者を募って修復への準備を進める。日本人とカンボジア人たちは激しくぶつかり合いながらも、伝統的な石職人の技術をマスターし、そして修復を試みていくが…。

出演:石澤良昭(上智大学アンコール遺跡国際調査団)/小杉孝行/ハウ・トイ(石工頭)

王が眠る神秘の遺跡〜父と息子・執念の吉野ヶ里〜

「少し掘れば、これほどの土器が出る。皆のふるさとはすごい場所なんだ。」七田忠志
平成元年、佐賀県の小さな丘、吉野ヶ里から発見された弥生時代の巨大遺跡は、九州での高い文化の存在を示し、日本中の注目を集めた。2ヶ月で100万人の観光客を呼び、古代史ブームを巻き起こした陰には、故郷への誇りを持って大地と格闘した、親子30年に渡る情熱の物語があった。

出演:七田忠昭(吉野ヶ里調査プロジェクト)/野中光代(元作業員)

炎を見ろ赤き城の伝説〜首里城・執念の親子瓦〜

「向こうから我々に挑戦してきたんだと思うんですね。『寸法記』の世界までチャレンジしてみろと。」高良倉吉
かつて沖縄に栄えた「壮麗な赤い城」・首里城は、昭和20年の沖縄戦で崩れ去った。昭和60年には「あの伝説の赤い城を取り戻したい」という復元プロジェクトが持ち上がるが…。5万5千枚にもおよぶ気品ある赤瓦の復元という大問題に挑んだ人々のドラマを描く。

出演:高良倉吉(歴史研究家)/奥原崇典(瓦職人)

桜ロード巨木輸送作戦

「前代未聞のことに挑んでいるんだ。常識など、意味がない。」丹羽政光

昭和35年、奥飛騨山中で敢行された大木の移植工事。繊細で幹が傷ついただけで枯れてしまう老桜。その移植は世界でも例がなかった。「絶対不可能」といわれた世紀の工事をやり遂げたのはダムに沈む村を思う男たちの執念だった。
合掌づくりで名高い白川郷の近隣、岐阜県荘川村に、かつてその桜はあった。樹齢400年、高さ20メートルの大木。春は村人総出の花見。子供たちは桜吹雪の中で入学式を迎えた。しかし昭和27年、衝撃的な知らせが飛びこんできた。ダムの建設が決定。村は水底に沈むことになったのである。村人たちは桜の木にすがって泣いた。通産大臣だった高碕達之助は、その老桜を移植したいと考えたが、専門家に無理と言われ断念する。しかし、意外な助っ人が現れた。戦争末期、特攻基地に、戦地で散る兵士の数と同じ数の桜の苗木を植えた豊橋の植木職人・丹羽政光。丹羽は弟子たちと前代未聞の「桜移植プロジェクト」を立ち上げる。
ダムに水をため始めた昭和35年11月、世紀の移植工事が始まった。移植先は600メートル離れた山の斜面。枝が折れただけでも枯れてしまう桜の根をていねいに掘りだし、最新鋭のクレーンで引き上げようとするが、あまりの重さで動かない。そして重心を崩した老桜は横倒しになってしまう。常識を超えた移植作戦に植木職人をはじめ、ダム従業員総出の作業が続いた。日本人にとって特別な花「桜」の移植を成し遂げた人々の奇跡の物語を描く。

出演:内藤重明/田下昭夫/永谷昭治

幸せの鳥トキ執念の誕生

「やってきて良かった。継続してよかった。」近辻宏帰

トキ。学名ニッポニアニッポン。かつてアジアの空で、数百万羽が薄紅色の美しい羽をはばたかせていた。「トキを見ると幸運が訪れる」。アジアの人々にとってトキはかけがえのない鳥だった。しかし20世紀に入り、環境が激変。佐渡と中国の奥地に僅かに残るのみとなった。
「幸せを運ぶ鳥を守ろう」。佐渡の高校教師・佐藤春雄と、トキ保護センターの若き研究者・近辻宏帰たちが立ち上がった。生態をくまなく調査。保護活動を広げていった。そんな中、人里に迷い出てきた1羽の幼いトキ。鳥を呼ぶ技術を持つ宇治金太郎によって捕えたそのトキに、金太郎から一字もらい、近辻はキンと名づける。
しかし昭和56年、野生のトキは5羽まで激減。環境庁は人工繁殖にかけようと一斉捕獲を実施。賛同する近辻。そして反対する佐藤。そして日本の空からトキは消えた。その直後、驚くべきニュースが飛び込んだ。中国では既に絶滅していると思われていたトキが7羽、山奥で見つかった。佐藤は、長年研究を続けてきた資料をすべて中国側に渡した。中国政府は山への立ち入りをきびしく制限、その資料をもとにトキ保護プロジェクトが始まった。そして近辻のもとには中国から席咏梅(せきえいばい)が人工繁殖の技術を学びに来た。懸命にメモをとる彼女に近辻は自分の技術を託すことに決める。しかし一方、トキ保護センターにいた4羽のトキは次々に死に、老いていった。
平成7年、ついに最後の雄ミドリが死亡した。残るは雌の年老いたキン1羽。責任者の近辻は絶望した。その時、思わぬ援軍が現れた・・・。
アジアの鳥を蘇らせようと、半世紀にわたり執念を燃やし続けた、国境を越えたドラマ。

出演:近辻宏帰(佐渡トキ保護センター長)/佐藤春雄/席咏梅

桂離宮職人魂ここにあり〜空前の修復作戦〜

「桂離宮は日本人の心のふるさとです」
昭和51年、京都、桂離宮の空前の大修理が始まった。1万の木材をばらし、補修して組みなおす。しかし柱の筋ひとつ違っても桂離宮の美は失われる。修復には繊細な作業が求められた。大工の棟梁、川上英雄は、柱の見た目を変えない接木の方法に苦しんだ。そしてすべてを決める白壁の修復。京都一の左官といわれた小川久吉が、400年前の謎の塗りに挑んだ。日本が世界に世凝る桂離宮復活にかけ、困難な仕事に立ち向かった人々の技と執念を描く。

湯布院癒しの里の百年戦争

かつて全く無名な農村だった大分県湯布院町。農村の緑と静けさを守り抜きながら、日本中の人々が憧れる保養地に育て上げた人々の伝説の物語を伝える。

旭山動物園ペンギン翔ぶ〜閉園からの復活〜

日本最北ながら、上野動物園をも凌ぐ客を集める「旭山動物園」。実は、20年前、市民から見放され「廃園間近」の危機からの大逆転があった。飼育係たちの死闘を描く。
(2005年11月15日放送)


34,200円税込